日本とは季節が真逆の南半球のニュージーランドは新日家が多く、日本人留学生にとってはとても過ごしやすい環境と言えるでしょう。なかでもラグビーは最強軍団「オールブラックス」を筆頭に、国民の生活の一部と化しており、ラグビー部に所属していることが名誉といっても過言ではありません。治安が良く日本と時差もさほどないため、人気留学先の一つです。
ニュージーランドの大学では、部活動はどちらかというとサークルのような位置付けになりますので、ニュージーランドでプレイする場合、大学に所属しながら、部活ではなくクラブチームに所属してプレイするのが一般的です。
国が厳選した8つの大学
ニュージーランドには私立の学校はほとんどなく、国立総合大学が8つのみです。これは国が重んじる「量より質」の考えが根付いており、その設備や内容も優れており、全ての大学で国際的に有利な資格を取得する事ができるのです。さらに大学世界ランキング100位圏内に入るオークランド大学を筆頭に、全ての大学が500以内に入るほど、日本の名門大学にもひけをとらないレベルなのです。
多彩な留学パターン
NZの大学は通常3年で卒業出来ます。ただし多くの大学では入学後すぐに専門課程の授業が始まるため、日本の高校を卒業したばかりの学生は、NZの教育機関で認められている一般教養課程を受講していないとされ、直接大学に入学することができません。そのため、まずは「ファウンデーションコース」と呼ばれる大学準備コースを約9ヶ月間受け、ようやく大学の学部に入ることができるのです。日本の大学の1年生の課程を修了している場合はそのままNZの大学に入学できます。GXAではファウンデーションコース期間中もスポーツのできるクラブチームを紹介していますので、スポーツをしながら大学に入る準備を行うことができます。
NZには、国立総合大学だけではなく、ポリテクニックと呼ばれる高いレベルの職業技術専門学校(公立)があり、半年間から4年間の様々なコースを提供しています。ポリテクニックによっては、3年通うと総合大学と同じ学位を取得できるコースを提供しており、日本の専門学校とは少し違った位置付けです。
NZは、アメリカとは異なり運動部がない大学もあるため、地域のクラブチームでプレーすることがほとんどです。そのため、学部入学に必要な英語力がなくても、付属の英語学校に所属していればプレーはできます。したがって「留学の最終目標」をどこに設定するかにより、留学期間も取得する学位レベルも変わってきます。
現地就労の可能性大
ニュージーランドは移民の受入れに積極的で、外国人雇用率は世界の中でも非常に高いです。4年制大学の卒業資格であれば、最長3年間どの雇用主の下でも就労できる条件を得ることができます。
日|NZの費用比較
|
|
合計 |
内訳 |
||||
入学金 |
授業料 |
寮・食費 |
施設使用 |
その他 |
|||
日本の大学 |
私立K大 |
2,480,000 |
200,000 |
860,000 |
1,200,000 |
190,000 |
30,000 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
私立K大 |
2,440,000 |
200,000 |
960,000 |
1,200,000 |
50,000 |
30,000 |
|
NZ |
国立職業技術 |
3,150,000 |
0 |
1,600,000 |
1,200,000 |
50,000 |
300,000 |
NZ |
国立大学 |
3,900,000 |
0 |
2,300,000 |
1,200,000 |
100,000 |
300,000 |
ファウン |
3,154,000 |
0 |
1,754,000 |
1,200,000 |
100,000 |
100,000 |
※金額は円換算で統一しています。
入学に必要なTOEFLスコアの目安
ポリテクニック |
3年制大学 |
大学院 |
|
TOEFL iBT |
65 – 78 |
79 – 100 |
101 – 120 |
---|---|---|---|
TOEFL PBT |
513 – 547 |
550 – 600 |
607 – 677 |
IETLS |
平均5.5以上 |
平均6.0以上 |
平均6.5以上 |
渡航から帰国まで
※NZの大学は、入学から3年で卒業。ただし入学する前に、日本の高校卒業時の学生はファウンデーションコースに通う必要あり。
※理系は4年以上のコースになる場合あり。