― 継続こそ、成長への最短ルート ―
こんにちは、GXA INTERNATIONALで英語コースを担当している吉岡です。
英語学習をしていると、誰しも一度はぶつかる壁。
「全然伸びてる気がしない…」
「こんなにやってるのに、効果あるのかな…?」
そんな“停滞期”を経験したことがある方も多いのではないでしょうか。
でも実は、この**停滞期こそが次の成長のための「助走期間」**かもしれません。
◆ 言語習得は「階段状」に伸びる
語学の成長は、毎日じわじわと直線的に伸びていくものではありません。むしろ、「一定期間の停滞」のあとに、突然ジャンプアップするという特徴があります。
これは脳が新しい情報を一度“寝かせて”から、あるタイミングでそれらを再構成し、一気に理解を深めるためと考えられています。
第二言語習得の研究でも、この現象は「Silent Period(沈黙期)」として知られています。この間、アウトプットは少なくても、インプットは着実に蓄積されているのです。
TOEFLの学習でも、しばらくスコアが横ばいだった生徒が、ある日を境に急にスコアを伸ばす例は珍しくありません。まさに“準備が整った”瞬間です。
◆ 大量のインプットとアウトプットがジャンプの鍵
私自身、大学や大学院で膨大な量の英語を「読んで」「書いた」経験が、英語力を飛躍的に伸ばす転機になりました。
ある日突然、文章が自然に読める、英語で考えるのが楽になる、そんな瞬間が訪れたのです。
それはまるで、脳の中の細胞が一斉に動き出したかのような感覚。
この感覚は、大量のインプットとアウトプットを通じて、脳がある閾値を超えたことで起きたのだと思います。
◆ 英語力は「続けた人」から伸びる
これまで多くの生徒を見てきましたが、目標点に届く直前で**「やめてしまった」**ケースが少なくありません。そのたびに思うのです。「あと少し、続けていれば…」と。
だからこそ私は、継続できる環境と仕組みづくりを何より大切にしています。
英語学習において、本当に差が出るのは「才能」よりも「続けられるかどうか」です。
停滞しているように感じても、それはあなたの成長が水面下で進んでいる証拠。その努力は、必ずある日、形になって現れます。
◆ まとめ:停滞期こそ、飛躍の前兆!
- 英語力は「直線」ではなく「階段状」に伸びる
- 停滞期は、脳が成長の準備をしている時間
- インプットとアウトプットの積み重ねが、ジャンプを引き起こす
- 一番大切なのは、やめずに続けること
努力が見えない時こそ、諦めずに前に進みましょう。
その先には、「わかる・話せる」が自然に訪れる世界が待っています。