「海外でプレーしたい」「アメリカの大学で競技を続けたい」――。

スポーツ留学を目指す学生の多くは、まず競技力の向上や語学力に意識が向きます。もちろん、それらは欠かせない要素です。しかし、実際に留学準備を進める中で、多くの学生が後回しにし、後々大きな壁にぶつかる問題があります。

それが、「大学で何を専攻するか(Major)」です。

アスリートである前に「学生」であるという現実

アメリカの大学スポーツにおいて、選手は「アスリート」である前に「スチューデント(学生)」です。文武両道が徹底されており、一定の成績(GPA)を維持しなければ、試合に出場することすら許されません。

さらに、学生アスリートの生活は一般学生と大きく異なります。午後からは毎日のように練習やトレーニング、遠征が入るため、授業は“午前中中心”で組むのが基本です。

しかし、専攻によっては「午後の必修科目」や「長時間の実験・実習」が避けられないものもあり、競技との両立が物理的に難しくなるケースがあります。

学生アスリートに人気の専攻とは?

では、先輩たちはどのように学業とスポーツを両立させているのでしょうか。
ある調査による「学生アスリートに人気の専攻TOP3」を見てみましょう。

【調査データ】学生アスリートに人気の専攻ランキング

  1. Sports Administration(スポーツマネジメント学 / 経営学部)
  2. Communications(コミュニケーション学)
  3. Sports Science(スポーツ科学 / 運動学部)

これらの専攻が選ばれる理由は、単なる「興味」だけではありません。自身の競技経験を学問に活かしやすく、練習スケジュールとの調整がしやすいという、“文武両道を実現しやすい環境”があるのです。

意外なあの人の専攻は?

一方で、「スポーツに関係する学問を選ばなければいけない」というわけではありません。

ここで一つ、面白い豆知識をご紹介します。

「バスケの神様」と称される Michael Jordan。彼が University of North Carolina at Chapel Hill 在学時に専攻していたのは、なんと「Geography(地理学)」でした。

一見、バスケットボールとは無縁に思える分野ですが、彼は一人の学生として熱心に学び、学位を取得しています。

大切なのは、周囲の意見や「なんとなく」で決めるのではなく、「自分は何を学びたいのか」という意思を持つことです。

後悔しないための「選択」を

アメリカの大学には、日本とは比較にならないほど多くの専攻があります。自分の可能性を広げる選択肢は無限にあると言っても過言ではありません。

しかし、前述の通り、競技を優先する学生アスリートの場合、時間割の制約によって選択肢が限られてしまうのも現実です。

「入学してみたら、練習と重なって受けたい授業が履修できなかった」――。そんな後悔を防ぐためには、事前のリサーチが欠かせません。

スポーツ留学は、競技力だけでなく、人としても大きく成長できる挑戦です。だからこそ、「どこの大学へ行くか」だけでなく、「何を学ぶか」まで含めて、早い段階から担当カウンセラーとじっくり話し合うことが重要です。

最高の環境でプレーし、最高の学びを得るために。
今のうちから、あなた自身の「将来のキャリア」をデザインしてみませんか?

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