こんにちは!GXA INTERNATIONALで英語コースを担当している吉岡です。
TOEFL対策で多くの人が時間をかけるのは…
受け持っている生徒たちの学習の様子を見ていると、TOEFL対策ではReadingやListeningに時間をかけたがる人が多い。でも、意外とこの2つ、伸びにくいと感じることはないでしょうか?
Reading・Listeningはスコアに波が出やすい?
特に、ReadingやListeningは毎回のテストで点数の波が大きい。運が良ければ高得点が取れるけど、苦手なテーマが出るとガクッと落ちる。安定してスコアを維持するのが難しいんですよね。
Speaking・Writingは“積み上げ型”で安定しやすい
それに比べて、SpeakingとWritingは一度スコアが上がれば、急に落ちることは少ない。もちろん、まぐれで高得点が出ることはあるけど、コツをつかんで練習を積めば、着実に力がついていく。それって結構大事なポイントなんじゃないかと思うんです。
TOEFL Speaking/Writing対策:地道な分析と反復練習
実は私自身、SpeakingやWritingで「どの程度できればどのくらいの点が取れるのか」をかなり細かく分析していて、それを基に、生徒たちは答案作成 → スピーチ暗唱 → 制限時間で挑戦、という反復トレーニングを重ねています。
少しずつでも確実に、“積み上げ型”の力を伸ばす——そんな地道さが、安定スコアのカギになっているのかもしれません。
TOEFL試験は“対応力型”と“積み上げ型”が違う?
生徒の成績を振り返ってみると、ReadingやListeningはその日の出題内容やコンディションに左右されやすいのに対し、SpeakingとWritingはしっかり取り組んだ生徒ほどスコアの安定感が増していることが分かる。つまり、ReadingやListeningは「その場の対応力」が問われるのに対し、SpeakingやWritingは「積み上げ型の力」だからこそ、一度身につけると維持しやすいのかもしれません。
TOEFL対策のカギはW/Sかも?
だから、「苦手だから後回しにしよう」と思うかもしれませんが、むしろここを強化することで、全体のスコアを安定させられるんじゃないかと。
得意な人が少ない分、伸びしろも大きい。
実は、TOEFL対策のカギはW/Sなのかもしれません。
そして、それを正しく伸ばすためには、単に練習するだけでなく、採点基準をきちんと理解したうえで対策をすることが大切。そうした視点を持つことで、より確実なスコアアップにつながるのではないかと思います。
最後にひとこと——ちょっとだけ意地悪に
ところで…あなたの学習時間配分、見直してみたくなってきません?