ATCの資格だけで就職できますか? 多くの学生はそのほか、CSCS、PESなどパフォーマンス系の資格を取得している学生はいます。また、ダブル専攻として理学療法士を取得する人も中にはいます。自身のアピールポイントになるものは取得していおいた方が有利ではありますが、履歴書の空白を埋める目的だけであれば、そう必要とはしないと思います。
NATA BOC(国家試験)は難しいでしょうか? 決して易しくはありませんが、課題や実習、院生同士で試験勉強をしていれば難しいことではありません。資格合格率を掲載している大学もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
大学のGPAが良くないのですが、大学院入れますか? 大学院出願するには最低GPA3.0は要求されます。出願時までになんとかGPAを最低3.0以上になるように大学の授業を履修してください。日本の大学も同様です。
資格を取るまでの流れはどうなりますか? ATCになるには認定プログラムのある大学院に入学しカリキュラムを修了することです。高校卒業後すぐにアメリカの大学に留学することは、大学院に進みやすくなります。日本の大学を卒業してから大学院から留学することもできますが、日本の大学では必修科目が履修できない場合が多いので、単位を取得するために短大などを経由する必要があります。詳しくは、トレーナー留学のページをご覧ください。
普通の大学生ですが、ATCになろうというのは夢見すぎでしょうか? 全く問題ありません。ATCはあらゆる職業の中の一つの職業で、全米で3万人弱のATCが働いています。学部に入るために経歴等は関係ありません。
ATCになる頃には20代後半になってしまうが、ATC目指すには遅いですか? ATCには年齢制限はありません。3年、5年とATCとして経験をつめば、年齢に関わらず中堅ATCとみなされます。スタート地点は若干違っていても、今までの経験をどのように活かすかでその差は感じられなくなります。
アメリカでトレーナーとして働きたい場合、就職先はどのように探すのですか? 求人情報はインターネットで探すのが主流です。全米アスレチックトレーナー協会(NATA)のサイトにも多数掲載されています。また、学生が参加できる学会で応募・面接が行われることもあります。もちろん、在学中のインターン先で人脈を作るのも就職につながるでしょう。留学生は就労ビザの件も含め、アメリカで仕事を探すのは容易ではありませんが、真面目でよく働く日本人に好印象を抱いている雇用者も多いです。