アメリカ大学野球留学　龍也さん　

留学のきっかけ

私にはイギリスと日本のハーフである同年代の親戚がいます。しかし私は彼らに会った記憶はありません。というのも、私の祖母と彼らの祖母の関係があまりよくないからです。二人は姉妹ですがここ５年ほど疎遠になっています。さらに彼らはイギリスに住んでいて私は日本に住んでいるためなかなか会う機会がありませんでした。そして私が高校生の頃、もし私か彼らの誰かがお互いの言語を学ぶことがなければ一生お互いをよく知らないままなことに気がつきました。私はたとえお互いの祖母の関係が悪かったとしても私たちはとこ同士の関係までを断ち切られるのは納得がいかなかったのです。なので私が英語を学んでいつか彼らに会った時にお互いの言葉で話ができるようになろうと思いました。それ以降私はしたこともなかった勉強をしたり生活の中でより多く英語に触れるようになりました。勉強はなかなか難しかったですが英語の歌を聴いたり映画やドラマを観たりしているうちにそれらの趣味が変わっていき今では日本語のものはあまり興味がわかなくなってほとんど英語のものばかりになりました。

そして今後の人生で英語を喋れるか喋れないかで取り組めることの差がとても大きいことにも気付いたのです。なぜなら日本語で会話できるのは日本人だけだからです。英語を話す人は多少訛りなどの違いがあってもお互いの言葉でコミュニケーションを取れます。ある記事では７０億人以上が暮らしている地球上で英語を実用的に話す人は１０億人以上もいるという結果が出ています。これは日本語を話す人の約１０倍の数です。日本語しか喋れない以上約１億人としか会話や仕事などができないですが英語が喋れれば１０億人以上の人と何でもすることができます。私はこれに気がついた時、「今までなんて狭い世界をみて過ごしてきたんだ」と思いました。そして、人々にはいろんな選択肢があってそれは日本の中だけではないことを知ったのです。

私は日本の大学に入学しましたが野球で怪我をしたこともあり辞めてしまいました。そんな時に同級生が野球でアメリカに留学したことを思い出し、自分の求めている将来に留学は最適だと思いました。それに怪我が治れば野球をもう一度やることができるかも知れないと思い、時間はかかってしまいましたが留学を決断することができました。

GXAでの英語学習

私は勉強を始めた時中学で学ぶことも理解できていませんでした。しかしできないという恥を捨てて一からやっていくと段々とわかるようになってきて自分の中で確実に成長していることを実感できました。私は文字を書くことやタイピングで打ち込むことは前よりできるようになりましたが話すことはまだまだ成長を感じられていません。なぜなら英語で会話をする機会がとても少なくそのような状況に慣れていないので話す機会があっても上手くいかないのです。話すことに関しては場数を踏んで慣れていくしかないのでこれからネイティブの友達とたくさん話していこうと思います。オフィスではできる人にすぐ教えてもらったり留学経験や住んでいた経験のあるスタッフの方々に正しく、より適した言葉に直してもらえるので実際に使われている言葉を知るにはとても適した場所だと思いました。

アメリカでの目標

私の目標は四年制大学を卒業してアメリカで就職することです。英語や留学に興味を持つ前から海外での生活に憧れを持っていました。さらに留学生として過ごすことと移民として過ごすことには違いがあるのでそれも経験してみたいです。異国で生活することや仕事をすることは決して簡単なことではないですが私はレールの上を走るだけのような普通の人生は歩みたくないので常にほとんどの人がしないであろう選択をしていきたいです。なので明確な目標は「四年制大学を卒業して就職する」までしかないですがその後の人生は失敗を恐れず常に何かに挑戦して新しいものを生み出していきたいです。

龍也さん
東海大甲府高
Iowa Lakes Community College
アメリカ大学野球留学