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高校3年生の8月にセレクションツアーへ参加して、「ここにもう1度戻る!」と決意し、大学入学に必要なTOEFLを10月に初めて受けました。そこでの点数が27点でした。正直、私自身の手応えは最悪で、おそらく10点、良くて15点だろうと考えてました。この結果を受けて少し嬉しく、少し自信がついたスタートでした。しかし、今考えると最初の点数が、10点から15点だったほうが、英語に対してもっと早く、自分に厳しくできたかなと思ってます。
その後もTOEFLの点数は、毎回上がり続け、自信をつけていきました。しかし、自信と共に『心の余裕』が生まれてきてたのも事実です。私の場合、出願期限が7月までと大学から言われてたので、頭の中には常に「いつか突破出来るだろう」という心の余裕が、後一歩の努力を妨げていたのだと思います。
そして、私は、TOEFLのスコアが5点足りない状況で、5月末にサマーリーグに参加する為に渡米しました。
サマーリーグ中の期間は、午前は英語学校、午後は野球の試合でした。「TOEFLもあと5点だ」という心の余裕が、あとで自分を苦しめることになりました。渡米直後に受けたTOEFLは、振り出しの29点。「はははぁ・・」ともう笑うしかありませんでした。そして、勉強の意欲、自信が日に日に低下し、もう英語やりたくない、英語を聞きたくも見たくないという気持ちが日に日に増していきました。
「ここはもうアメリカなのに…」そんなネガティブが頂点に達していたある日、1月から英語の勉強で苦楽を共にした仲間から、
「諦めるな、お前なら突破できる!」
「必ずTOEFL突破してアメリカの大学で野球をするんだろう、頑張ろうぜ!」
という言葉を貰って、このままじゃ終われないと再びやる気に満ち溢れ、そしてその時一番為になったのが1月からのNSAA英語でやったことの復習でした。そして、私は1月から5月の間やった事を1カ月間、とことん集中的に見直しました。単語、文法、長文読解、特に単語にはものすごく時間を費やしました。そして、私はTOEFLを突破する事が出来ました!NSAA英語に参加せずに自己流で勉強していたら、間違いなくTOEFLは突破できなかったと思います。
留学前にNSAA英語で毎日勉強する習慣をつけることで、間違いなく大学の授業や宿題にもついていけると思います。そして、何より同じ目標を持った仲間達と出逢う事によって、互いに切磋琢磨できる関係を築くことができたのは、本当にとても大きかったです。 私はこの約半年間の経験を活かして、大学の授業、アメリカでしかできない生活、そして野球で活躍していきたいと思います!
健人さん
日本大学高
Monterey Peninsula College進学
アメリカ大学野球留学